【札幌】DF岡村大八が12・1広島戦で3戦ぶり完封勝利もらたす「最後の1秒まで」

  • 広島戦に向けた練習に参加する札幌岡村(手前右)(撮影・保坂果那)
  • 広島戦に向けた練習に参加する札幌岡村(撮影・保坂果那)

北海道コンサドーレ札幌DF岡村大八(27)が、12月1日アウェー・サンフレッチェ広島戦(Eピース)で3戦ぶり完封勝利をもたらす。29日、札幌・宮の沢でミニゲームなどで調整した。ゲーム中にはセットプレーも確認。J1残留かJ2降格か、運命の一戦が近づき「サポーターみなさんの応援を背に、死ぬ気で戦っていきたい」と決意を示す。

失点を抑えられれば勝利が近づく。守備の要として「最後の1秒まで頑張る」と体を張る覚悟。相手は28日にACL2のアウェー・カヤFC(フィリピン)戦に臨んだが、若手中心で戦ったため、札幌戦は主力中心と予想される。「フルメンバーだと思う。疲れがあるとは考えない」と気を引き締める。

現在、昨季と同じくリーグ戦31試合に出場。次はJ1のシーズン自己最多出場となる。今季は試合中のケガによる離脱もあった。主力としてチームが19位にいることに「責任を感じている」と悔やむ。今季残り2試合。「チームの残留のことだけを考えてプレーしたい」と集中していた。