英BBC、トロフィー掲げる直前に放送切り替え批判
U-20W杯でイングランド代表が優勝トロフィーを掲げる場面を前に、放送を終了させたBBC放送に批判が集まっていると、12日の英紙サンが報じた。
イングランドは決勝で1-0とベネズエラを下し、1966年W杯以来となる国際大会での優勝を果たした。同試合の放送では主将ルイス・クックがトロフィーを掲げる直前、リーズで開催されているトライアスロン世界大会の放送に切り替えられた。「イングランドがW杯で優勝したときに、トライアスロンのことを気にかける人はいないよ」「偉業の中の冗談な放送」「セレモニーだけでも放送できなかったのかよ」とファンらは、次々とツイッターで不満を漏らした。
また視聴者は、大会の最多得点者となったドミニク・ソランケと、決勝でPKをセーブしてゴールデングローブ賞に輝いたフレディー・ウッドマンがトロフィーを授与されるところも逃した。BBC放送は「トロフィー授与式は、レッドボタン(デジタル放送)で視聴が可能だった」とコメントした。