【欧州Ｌ】アタランタ初制覇、ルックマン史上初の決勝ハット、ガスペリーニ監督は自身初タイトル
＜欧州リーグ：アタランタ3－0レーバークーゼン＞◇決勝◇22日◇アビバ・スタジアム
アタランタ（イタリア）が、FWルックマン（26）のハットトリックで無敗記録を続けていたレーバークーゼンを3－0を下し、初優勝した。アタランタのタイトルは1963年のイタリア杯以来61年ぶり。66歳のガスペリーニ監督は、自身初のタイトルを手にした。
アタランタを優勝に導いたのは、ロンドン生まれのナイジェリア代表FWのルックマンだった。1点目は右からのクロスをファーサイドで合わせ、2点目はペナルティーアーク付近からミドル弾。3点目はペナルティーエリア左からドリブルで進入しネットを揺らした。欧州リーグ決勝で史上初のハットトリックを達成した。
ルックマンはロンドン生まれのナイジェリア代表FW。かつてチャールトン、エバートン、ライプツィヒ、フルハム、レスターに所属していたが、1シーズンで2ケタ得点を記録したことはなかった。アタランタでは2季連続で2ケタ得点と頭角を現した。
ガスペリーニ監督は「彼がここまで成長するとは誰も想像していなかった。イングランドではあまり活躍できなかった。私は彼のポジションをより攻撃的な役割に変えた。今夜、彼はサッカー史に残るようなことをやってのけた」とたたえた。
ルックマンは「人生で最高の夜」と喜びを口にし「この2年間で、自分のプレーを新しいレベルに引き上げ、より安定したプレーを見せることができるようになった。自分の進歩には満足しているが、これは始まりに過ぎない。このような夜をもっと増やしたい」と来季の成長を誓った。