パルマ鈴木彩艶、好セーブ連発も警告2枚で退場 フィールドプレーヤーがGKを務めて逆転負け

<セリエA:ナポリ2-1パルマ>◇第3節◇8月31日◇ナポリ

パルマの日本代表GK鈴木彩艶(22)がアウェーのナポリ戦に先発し、1点リードの後半30分に2枚目の警告を受けて退場した。既に5人の交代枠を使っていたチームは、フィールドプレーヤーのDFデルプラトがGKを務めたが、最終的に1-2で逆転負けを喫した。

パルマは前半19分にPKで先制し、鈴木も好セーブを連発。計5本のシュートストップを記録した。だが、後半18分に時間をかけて自陣からのFKを蹴ろうとしたことによる遅延行為でイエローカード。同30分にも最終ラインの背後のスペースに蹴り込まれたボールをペナルティーエリア外へ飛び出してクリアしたが、勢い余って相手と接触し、2枚目のイエローカードで退場となった。

1人少なくなったチームは「急造GK」で逃げ切りを狙ったが、後半アディショナルタイムの2分に新加入のFWルカクに同点ゴールを決められ、同6分にMFザンボ・アンギサに高い打点のヘディングシュートを決められて逆転負け。結果として鈴木の退場が大きく響いた。

【実際の動画】パルマ鈴木彩艶、超反応の好セーブ