NECナイメヘン小川航基、公式戦2戦連続2ゴール 理想は「継続して点を取り続けられる選手」

<オランダリーグ:NECナイメヘン6-0フローニンゲン>◇第11節◇3日◇ナイメヘン

NECナイメヘンのFW小川航基(27)が、ホームのフローニンゲン戦に先発し、前半だけで2ゴールを挙げた。3-0の後半7分にはアシストを記録。後半34分までプレーし、チームを6-0の大勝に導いた。

前半6分にPKで先制すると、同26分には左からのパスを左足ダイレクトで蹴り込んだ。今季リーグ戦4点目、公式戦通算6点目。2ゴールを挙げた10月29日のオランダ杯1回戦ズウォレ戦に続き、公式戦2試合連続の複数得点となった。

日本代表ではフェイエノールトのFW上田綺世が9、10月のW杯アジア最終予選で4試合連続スタメン。一方の小川は4試合連続の途中出場だった。それでも限られた出場時間で2ゴールと結果を残し「単発で活躍できる選手はいくらでもいるんで、継続してずっと点を取り続けたりとか、活躍できる選手ってのが本当のいい選手だと思う」とストライカーとしての理想像を語っていた。

日本代表のエースFWとしての役割を果たしてきた上田が10月30日のアヤックス戦で負傷。日本代表の森保一監督は「綺世には焦らず早く治してもらうことを実践してもらって、復帰することを願いながら、次にやってくれる選手を選びたい」と話していた。そんな中、小川がコンスタントにゴールを積み重ねて好調をアピール。今月のW杯アジア最終予選でも活躍が期待される。