セルタとドローのバルサ・フリック監督「レッドカードとクンデのミスは悪い試合の結果によるもの」
<スペインリーグ:セルタ2-2バルセロナ>◇23日◇第14節◇ビゴ
バルセロナのフリック監督(59)が「レッドカードとクンデのミスは悪い試合の結果によるものだ」とチーム全体のパフォーマンスの悪さを認めた。
バルセロナは23日にアウェーで行われたスペインリーグ第14節でセルタと対戦した。ラフィーニャとレバンドフスキのゴールで2点をリードするも、後半37分にカサドが2枚目のイエローカードをもらい、退場になったことで状況が一転。その直後に2点を失い、最終的に2-2の引き分けに終わった。
試合後、フリック監督が記者会見に出席し、土壇場で勝ち点2を落とした試合について「こういうことも起こり得る。悪い試合だった。選手たちは満足していない。皆が今日よりもいいプレーができる」と反省した。
続けて「誰もがバライードスは難しいピッチだと言っていたし、さらに風もあった。でもそれは言い訳にならない。集中力の問題だ。勝つのが簡単だと思われることもあるが、そんなことはない」とコメントした。
フリック監督はまた、引き分けの主な原因について質問されると、「レッドカードとクンデのミスは悪い試合の結果によるものだ。我々は多くのミスを犯した。皆で一緒に立ち直るつもりだ」と説明。そして選手たちに向け、「100%でプレーしなければ勝つことはできない。ただそれだけだ」とメッセージを送った。
最後に、3日後に控えた欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグ第5節プレスト戦について「影響がないことを願っている」と話した。(高橋智行通信員)