イングランド主将でBミュンヘンFWケーンがブンデスリーガ1部で史上最速50ゴール到達

ブンデスリーガで、バイエルン・ミュンヘンのイングランド代表FWハリー・ケーン(31)がリーグ史上最速で通算50得点に到達した。22日のアウクスブルク戦でハットトリックを達成し、わずか43試合で節目を迎えた。

後半18分と追加タイムにPKを決めると、終了間際に左クロスを巧みにコントロールして頭で押し込んだ。昨季加入した31歳のストライカーは、リーグ公式サイトで「バイエルンに来てから、キャリアの中で最も調子がいい」と語った。

ドルトムント時代に50試合で50ゴールを決めた、ノルウェー代表FWハーランド(現マンチェスター・シティー)の記録を大幅に更新。今季リーグ14ゴールで得点ランキング首位に立ち、2季連続得点王へハイペースで突き進んでいる。

国際試合によるリーグ中断期間中、イングランド代表では多くの選手がコンディションを理由に離脱。主将として「クラブよりも代表が優先されるべきだ」と苦言を呈した。発言が注目された中で17日のアイルランド戦では先制PKを決めて5-0の勝利に貢献。クラブと代表でフル稼働し、エースの責任を果たし続けている。