【EL】久保建英、Rソシエダードを上昇機運へ「ピッチの外では仲良く、中では鼓舞したい」
<UEFA(欧州)リーグ:Rソシエダード2-0アヤックス>◇28日◇1次リーグ第5節◇レアレ・アレーナ
【サンセバスチャン=高橋智行通信員】今季は勝てない時期もあったRソシエダードが、日本代表MF久保建英(23)の活躍もあって調子を取り戻している。
1得点1アシストを記録した久保の文句なしの活躍3試合目にして欧州リーグでホーム初の勝ち点3を獲得。今大会最多得点を誇るチーム相手にクリーンシートを達成し、17試合ぶりに黒星をつけた。この結果により、欧州リーグ1次リーグ成績を5試合2勝1分け2敗の勝ち点7とし、16位に浮上した。
チームがいい状態になっているという感触について「やっていることは別に悪くなかったんで。結果がついてきたって言った方が正しいかもしれないですけど。やっぱり大事なのは勝ち点3なので。結果がついてきているのが1番かなと」
また、ピッチの外でもチームを引っ張っていきたいか? と問われると「ピッチの外でここなんか引っ張るとか、そういう感じじゃないんで、チームの柄的にも。みんなで仲良くって感じなんで。ピッチの中に入ったらそういうのはいったん忘れて、しっかりチームを鼓舞していけたらなと個人的には思っています」と回答した。
人懐っこいキャラクターでスペイン語もほぼ母国語レベル。その存在感はチームに好影響を与えている。