ドイツ女子選手がドーピング検査で陽性
ソチ冬季五輪のバイアスロン女子12・5キロで4位だったエビ・ザッヘンバハー・シェテレ(ドイツ)がドーピング検査で陽性反応を示したと21日、DPA通信が報じた。
今大会のドーピング検査で陽性反応が出たのは初めて。ドイツが4位だった混合リレーにも出場した。
ドイツ・オリンピック委員会は21日、「国際オリンピック委員会(IOC)からA検体に異常値を示した選手がいると通知を受けた」との声明を出したが、選手名や薬物名は明らかにしなかった。同日中に予備のB検体を調べるという。
33歳のザッヘンバハー・シェテレはスキー距離で2002年ソルトレークシティー五輪と10年バンクーバー五輪で金メダルを獲得した。06年トリノ五輪直前の血液検査でヘモグロビン値が基準を超え、出場停止処分を受けたことがある。