舛添知事ドイツ語で会話 信頼関係築けた

 東京都の舛添要一知事は22日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けたソチ冬季五輪視察のためにソチ入りした。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会談し「知事が代わって顔つなぎという面もあるが、お互いに通訳なしでドイツ語で会話もできて信頼関係が築けた」と初対面の意義を評価した。

 バッハ会長らIOC幹部には「東京の持つ問題として防災対策や交通体系もあるが、全力を挙げて取り組む」と約束。「予定の3倍ぐらいしゃべれた。まだ第一歩だが、来たかいがあった。今後もスムーズにやっていけると思う」と話した。

 夜は日本が4位になったスピードスケート女子団体追い抜きを観戦。「応援のマナーや場を盛り上げるエンターテインメント性など運営の面でも学ぶべきところがある」と感想を述べた。

 23日はソチ市内を視察した後、閉会式に出席する。

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