舛添都知事、IOC会長とドイツ語で会談
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東京都の舛添要一知事は22日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けたソチ冬季五輪視察のためにソチ入りした。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長との会談では6年後の五輪の成功へ協力していくことで一致し「知事が代わって顔つなぎでもあるが、通訳なしでドイツ語で会話もできて信頼関係が築けた」と初対面の意義を評価した。
バッハ会長らIOC幹部には「東京の持つ問題として直下型地震の防災対策や交通体系の整備があるが、全力を挙げて取り組む」と約束。会談は15分の予定が約1時間に及び「まだ第一歩だが、来たかいがあった。今後もスムーズにやっていけると思う」と話した。
夜は日本が4位になったスピードスケート女子団体追い抜きを観戦。「応援のマナーや場を盛り上げるエンターテインメント性など運営の面でも学ぶべきところがある」と感想を述べた。
23日はソチ市内のパブリックビューイング会場などを視察した。夜は閉会式に出席し、24日に帰国の途に就く。[ 写真説明 ]IOCのバッハ会長(左)と記念写真におさまる舛添都知事(共同)