沙羅「プレッシャーの恐ろしさ感じた」

 ソチ冬季五輪が閉幕した23日に発表された日本代表選手のコメントの中で、メダル獲得が確実視されながら4位に終わったジャンプ女子の高梨沙羅(17)は「このオリンピックで初めてプレッシャーの恐ろしさを感じました」と心情を吐露した。

 高梨はコメントで「今まではプレッシャーをかけられるたび、私に期待してくれているからこそだと思い、それを力に変えることができた」とし、過去の大会と、初出場だった五輪との違いを告白。今後は「技術的なトレーニングはもちろん、もっともっと精神的にも強くなっていきたい」とした。

 さらに「この舞台でトップに立ちたいと強く思いました。まだ心の整理はできていませんが、4年後に向けゼロからのスタートを切るつもりで、今まで以上に努力していきたい」と、2018年平昌(ピョンチャン)五輪への意気込みを示した。

 高梨は11日の競技後のインタビューで「(周囲の期待は)力になった。かえって練習も頑張ってこられたので」と話していた。

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