沙羅、今季最後のW杯参戦で欧州へ

高梨沙羅(右)は伊藤有希と出発前に囲み取材を受ける(撮影・松本俊)

 ノルディックスキー・ジャンプ女子で金メダルが期待されたソチ五輪で4位に終わった高梨沙羅(17=クラレ)が27日、全日本チームとともに今季最後のW杯参戦のため成田空港から欧州に向かった。

 W杯は残り6戦。次戦にも2シーズン連続のW杯総合優勝が決まる。「初めての五輪で悔しい思いをしたけど(出場できたのは)とても幸せなこと。この後は、たくさんの人を楽しませるようなジャンプをしたい」と、心の整理をして次の目標に向かう胸の内を明かした。

 4年後の五輪に向けても「平昌五輪(韓国)まで精神面も鍛えないといけない」と課題も口にした。3月22日に最終戦を終え、帰国する。

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