長島引退におわす「僕自身は決めている」
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ソチ冬季五輪のスピードスケート男子500メートルで5位の加藤条治と6位の長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)が15日、成田空港に帰国し、今後について問われた31歳の長島は「僕自身は決めているが、僕の気持ちだけでは決められない」と現役引退の意向をにおわせた。
長島は「毎回、五輪でそのシーズンは終わりと決めている」と、今季残りの試合には出場しない。3度目だった五輪を「金メダルは目指していたが、届かないというのはある程度分かっていた。実力のなさかなと思う」と振り返った。
29歳の加藤は、表彰台を独占したオランダ勢について「3人とも強かった。完敗なのでしょうがない」と話し、今後については「まだ何も考えていない」とした。[ 写真説明 ]帰国したスピードスケート男子の長島(撮影・狩俣裕三)