女子マラソン伊藤7位五輪切符 5000m鈴木9位
<陸上:世界選手権・女子マラソン>◇最終日◇30日◇北京
女子マラソンは31歳の伊藤舞(大塚製薬)が2時間29分48秒で日本勢最高の7位に入賞し、来年のリオデジャネイロ五輪代表に決まった。男子50キロ競歩の谷井孝行(自衛隊)に続く五輪代表入りで、女子第1号となった。
23歳の前田彩里(ダイハツ)は2時間31分46秒で13位、2012年ロンドン五輪代表の重友梨佐(天満屋)は2時間32分37秒で14位に終わった。マレ・ディババがこの種目のエチオピア勢初制覇。男女初のマラソン3連覇を狙ったエドナ・キプラガト(ケニア)は5位だった。
女子5000メートルは鈴木亜由子(日本郵政グループ)が15分8秒29で9位、尾西美咲(積水化学)は14位だった。アルマズ・アヤナ(エチオピア)が初優勝した。男子1500メートルではアスベル・キプロップ(ケニア)が3連覇し、男子走り高跳びはデレク・ドルーイン(カナダ)が制した。1600メートルリレーの男子は米国が6連覇し、女子はジャマイカが勝った。
次回大会は17年にロンドンで開催される。