青学大、神野去ってもメンバー6人残り3連覇へ

<第92回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・6キロ)

 8区で初出場の青学大・下田が1時間4分21秒で区間賞を獲得した。

 気温が上がり更新こそならなかったが、区間歴代3位となる好記録に「今のベストの走りができました」と笑顔を見せた。6区の1年生の小野田も区間2位の力走。9区の中村も不調ながら7位と粘り強さを見せた。来年は神野主将ら4年生メンバー4人が抜けるが、往路4区で区間賞の田村ら若手もしっかりと育っており死角はない。下田は「しっかり往路で勝負できるように頑張っていきたい」と、来年へ早くも気を引き締めていた。

 ◆青学大陸上部 1918年(大7)創部。箱根駅伝は43年に初出場し11位。76年に10区で途中棄権した後は不出場が続いた。33年ぶりに復帰した09年は22位に終わったが、着実に力をつけた。12年出雲全日本大学選抜駅伝で「大学3大駅伝」初優勝。昨年の箱根駅伝でも初優勝した。活動拠点は相模原市。

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