男子短距離のスーパースター、ボルトが13日、陸上の世界選手権終了後に引退セレモニーに臨んだ。
別れを惜しむ観衆の拍手に包まれ、12年ロンドン五輪で3冠に輝いた思い出のトラックをゆっくりと回った。記者会見では競技復帰の可能性を明確に否定し「少しリラックスしたい」と穏やかに話した。今大会の100メートルは3位。アンカーを務めた400メートルリレー決勝は、左脚を痛めて途中棄権。現役最後のレースは衝撃的な結末となったが「たった1つの大会、最後の敗戦がこれまで達成したことを変えるわけではない」と達成感をにじませた。
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