「とても幸せ」ニューイヤー駅伝V富士通コメント集

  • 優勝し、笑顔でポーズをとる中村匠吾(左から4人目)ら富士通の選手たち(共同)
  • 12年ぶり3度目の優勝を決め、指を突き上げる富士通のアンカー浦野雄平(共同)

<陸上:第65回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)>◇2021年1月1日◇群馬県庁前発着(7区間100キロ)◇36チーム

富士通が4時間48分52秒で12年ぶり3度目の優勝を果たした。各選手の談話は以下の通り。

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1区・松枝 優勝できて一安心している。うれしいという実感はまだない。1区の仕事は絶対に出遅れないこと。何がなんでも1番でタスキを渡すことだけ考えて走った。

2区・キメリ 優勝できてとても幸せ。しっかり準備して、いいコンディションで臨めた。

3区・坂東 昨年出場できず悔しい思いをしたことで、チーム一丸となってやってきた。苦しくなってからも粘りの走りで、先頭が見える位置で(中村)匠吾さんにつなげた。最低限のことはできて良かったかなと思う。

4区・中村 富士通がこれから連覇していけるような強いチームになれれば。監督からは先頭に立って15秒差のリードが欲しいと言われていた。区間賞は逃したが、プラン通りできたかな。今後はさらに積極的に走れるように強化していければ。

5区・塩尻 前回は故障して予選会のメンバーに入れなかった。その悔しさを東日本と本戦で晴らせた。トップでタスキをもらい、後続との差を広げる役割は果たせた。自分でつくった貯金を最後に消費してしまったので、次の駅伝までにもっと強くなりたい。

6区・鈴木 前回に予選落ちしたときには出走すらできず、ふがいない思いをした。今年は出走してチームに貢献したいと思っていた。出走も今回ぎりぎりで、最後に走るか走れないかというところだったが、1番負担の少ない6区を走らせてもらった。次は主要区間でしっかり走れるように準備していきたい。

7区・浦野 松枝さんから(鈴木)健吾さんまで、しっかりリードを取ってくれた。楽なポジションでタスキをもらえたので、気楽な気持ちで、前だけ見て走れた。予想以上に風が強くて少し余裕がなかったが、区間賞を取れてうれしい。