【世界陸上】インゲブリクセン金、5000でノルウェー勢初メダル 強豪アフリカ勢おさえ快挙
<陸上:世界選手権>◇第10日◇24日(日本時間25日)◇ユージン(米オレゴン州)・ヘイワードフィールド◇男子5000メートル決勝
今大会の男子1500メートル銀メダリストのヤコブ・インゲブリクセン(21=ノルウェー)が、13分09秒24でアフリカ勢をおさえて5000メートルでノルウェー勢初メダルとなる金メダルを獲得した。
残り2周で先頭集団のトップに出たインゲブリクセンは、残り1周を切ってから11人の集団から抜け出し、残り200メートルでスパートするとそのままゴールを駆け抜けた。
今大会1万メートルで金メダルを獲得している1万メートル、5000メートルの世界記録保持者ジョシュア・チェプテゲイ(25=ウガンダ)や、史上2人目の3連覇を狙ったムクタル・エドリス(28=エチオピア)らアフリカ勢がメダル有力視されたレースを制したインゲブリクセンは、昨年の東京五輪(オリンピック)の男子1500メートルの金メダリスト。長距離でも強さを示した。