【世界陸上】アンサムが女子100障害V 追い風参考12秒06 準決で12秒12驚異の世界新
<陸上:世界選手権>◇第10日◇24日(日本時間25日)◇ユージン(米オレゴン州)・ヘイワードフィールド◇女子100メートル障害決勝
準決勝で12秒12の世界新記録を樹立したトビ・アンサム(25=ナイジェリア)が、12秒06(追い風2・5メートル)で金メダルを獲得した。
ケンドラ・ハリソン(29=米国)の持つ従来の12秒20の従来の世界記録を準決勝で更新したアンサムは、決勝でも中盤からトップに飛びだしてゴールを駆け抜けた。タイムは惜しくも追い風選考記録で、2レース連続での世界新記録とはならなかったが、夢の11秒台突入も期待させる快走だった。
アンサムは前回19年世界選手権、昨年の東京五輪(オリンピック)ともに4位だった。