【ニューイヤー駅伝】Honda連覇!8年ぶり大迫傑は3区11人抜き快走/詳細
<陸上:第67回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)>◇2023年1月1日◇群馬県庁前発着(7区間100キロ)◇36チーム
前回大会で初優勝のHondaが史上7チーム目の連覇を達成した。序盤から好位置につけると、エース区間の4区でトップに立ち、2年ぶり王座奪還を目指した富士通の追随を許さず、ゴールテープを切った。8年ぶりに上州路を走った大迫傑は3区で11人抜きの快走を披露。37分57秒の記録で区間2位に入った。
◆レース経過◆ ※タイムは速報値
◆1区12・3キロ 群馬県庁~高崎市役所
※区間記録 34分16秒=マーティン・マサシ(スズキ)
◆スタート 午前9時15分、出場36チームが群馬県庁をスタート。
◆1キロ 2分56秒で通過。スローペースでけん制し合う展開。住友電工・中村が集団を引っ張る。
◆3キロ 9分11秒で通過。トーエネック・蝦夷森が先頭に並ぶが、引き続きスローペースでレースが進む。
◆5キロ 15分7秒で通過。旭化成・茂木、三菱重工・的野が集団の前方に追い上げる。
◆8キロ 23分57秒で通過。集団から西鉄が遅れ出す。先頭は旭化成・茂木、三菱重工・的野が引っ張る。
◆10キロ 29分33秒で通過。三菱重工・的野が徐々にペースアップし、集団がばらけ出す。
◆10・8キロ 集団の中で九電工・舟津と埼玉医科大学グループ・木榑が転倒。すぐに立ち上がり前を追いかける。
◆第1中継所 ラストのスパート合戦を制したのはGMO・村山。連覇を狙うHondaがタイム差なしで2位。35位トーエネックまで39秒差の団子状態で通過。区間賞はGMO・村山紘太で35分35秒。
(1)GMO 35分35秒
(2)Honda + 0秒
(3)ヤクルト + 0秒
(4)富士通 + 1秒
(5)JR東日本 + 2秒
(6)マツダ + 2秒
(7)トヨタ自動車 + 2秒
(8)コモディイイダ + 4秒
(9)トヨタ紡織 + 5秒
(10)SGホールディングス + 5秒
◆2区8・3キロ 高崎市役所~前橋市公田町
※区間記録 21分53秒=ベナード・コエチ(九電工)
◆3・9キロ 13チームの先頭集団に25位でたすきを受けた九電工・コエチが追いつく。
◆5キロ 九電工・コエチは自身の区間記録を上回る13分4秒で通過。
◆6・2キロ 1区33位でたすきを受けた初優勝を目指す黒崎播磨が22位に順位を上げる。
◆7キロ 先頭集団は九電工、富士通、トヨタ自動車九州、SUBARU、三菱重工の5チーム。
◆第2中継所 SUBARUが昨年に続き2区を先頭でリレー。2位に1秒差で三菱重工。8年ぶり参戦の大迫傑は41秒差の18位でたすきを受けた。区間賞は22人抜きを見せた九電工・コエチで21分54秒。自身の区間記録には1秒及ばず。
(1)SUBARU 57分41秒
(2)三菱重工 + 1秒
(3)九電工 + 6秒
(4)富士通 + 6秒
(5)トヨタ自動車九州 +13秒
(6)日立物流 +21秒
(7)Honda +22秒
(8)ヤクルト +23秒
(9)SGホールディングス +23秒
(10)JR東日本 +25秒
◆3区13・6キロ 前橋市公田町~伊勢崎市役所
※区間記録 37分09秒=相澤晃(旭化成)
◆2・5キロ 先頭は三菱重工とSUBARUが並走。
◆5キロ GMO・大迫は13分36秒で通過。5人を抜いて13位に浮上。
◆6・5キロ 黒崎播磨・田村が7人抜きで6位に浮上。
◆7・4キロ 先頭集団にSGホールディングスとHondaが追いつく。
◆7・7キロ 8位集団にGMO・大迫が追いつき5人で並走。
◆9・5キロ 先頭集団からSGホールディングス・鈴木が遅れ3人に。
◆10・2キロ Honda・川瀬が先頭集団から遅れ出す。
◆10・5キロ GMO・大迫がトヨタ自動車に追いつき6位を並走。
◆12・2キロ GMO・大迫とトヨタ自動車・太田が4位集団に追いつく。太田はここまで19人抜き。
◆第3中継所 10キロ以上の並走から三菱重工・林田が抜け出す。1秒差の2位にSUBARU。GMO・大迫は11人を抜いて31秒差の7位でリレー。区間賞は18人抜きのトヨタ自動車・太田智樹で37分40秒。
(1)三菱重工 1時間35分48秒
(2)SUBARU + 1秒
(3)Honda +25秒
(4)SGホールディングス +25秒
(5)トヨタ自動車 +28秒
(6)ヤクルト +29秒
(7)GMO +31秒
(8)富士通 +47秒
(9)中国電力 +47秒
(10)日立物流 +55秒
◆4区22・4キロ 伊勢崎市役所~太田市役所
※区間記録 1時間03分43秒=細谷恭平(黒崎播磨)
◆2・5キロ 三菱重工・井上が最初の1キロ2分39秒のペースでリードを広げる。
◆5・9キロ 富士通・横手が4人を抜いて4位に浮上。
◆7・6キロ トヨタ自動車・西山がSUBARUを抜いて2位に浮上。
◆9・4キロ 区間記録保持者の黒崎播磨・細谷が旭化成に追いつき9位で並走。
◆9・8キロ GMO・吉田がトヨタ自動車を抜き2位に浮上。
◆10キロ Kao・池田がここまで区間トップの記録で7人を抜き11位に浮上。
◆11・2キロ 4区中間点を三菱重工がトップで通過。18秒差でGMOとHondaと富士通が追走。
◆14・4キロ 黒崎播磨・細谷、Kao・池田がSUBARUをとらえ7位集団に。
◆17・5キロ Honda・小山が2位に浮上、先頭を走る三菱重工との差も5秒に縮まる。
◆18・5キロ Honda・小山が三菱重工をとらえ先頭に立つ。
◆19・3キロ 一度は抜かれた三菱重工・井上がHondaを再逆転。
◆20・2キロ Honda・小山が再度抜き返し、三菱重工との差を引き離しにかかる。
◆21・1キロ トヨタ自動車・西山がSGホールディングスをとらえ4位に浮上。
◆第4中継所 Hondaがトップでたすきリレー。2位三菱重工とは12秒差。同タイムでトヨタ自動車が続く。8位Kaoまでは37秒差。区間賞はKao・池田耀平が1時間04分04秒で獲得。
(1)Honda 2時間40分51秒
(2)三菱重工 +12秒
(3)トヨタ自動車 +12秒
(4)GMO +17秒
(5)SGホールディングス +23秒
(6)富士通 +27秒
(7)黒崎播磨 +33秒
(8)Kao +37秒
(9)SUBARU +1分24秒
(10)中電工 +1分30秒
◆5区15・8キロ 太田市役所~桐生市役所
※区間記録 44分57秒=坪田智夫(コニカ)
◆2・5キロ 富士通・塩尻がSGホールディングスを抜き5位に浮上。
◆3・8キロ トヨタ自動車・丸山が2位集団から抜け出し、Hondaとの差を7秒に詰める。
◆5キロ 先頭を走るHonda・青木は14分18秒で通過。トヨタ自動車との差を再び広げる。
◆6・9キロ 富士通とSGホールディングスが3位集団をとらえて4人で並走。
◆11キロ 先頭のHonda・青木は31分41秒とここまで区間トップの記録で通過。2位に富士通とGMOが浮上し、Hondaとは30秒差。1秒遅れの4位にトヨタ自動車。
◆13・5キロ 中電工とSUBARUがKaoをとらえ8位に浮上。
◆15キロ GMO・今江がスパートし、2位集団から抜け出す。
◆第5中継所 Hondaが5区も先頭でリレー。2位GMOとの差は34秒。富士通は3つ順位を上げ3位に浮上。区間賞はHonda・青木涼真が45分47秒で獲得。
(1)Honda 3時間26分38秒
(2)GMO +34秒
(3)富士通 +38秒
(4)トヨタ自動車 +41秒
(5)三菱重工 +55秒
(6)SGホールディングス +56秒
(7)SUBARU +1分50秒
(8)中電工 +1分52秒
(9)黒崎播磨 +1分57秒
(10)Kao +2分15秒
◆6区11・9キロ 桐生市役所~伊勢崎市西久保町
※区間記録 35分13秒=小野知大(旭化成)
◆2キロ 富士通・浦野が中継所で4秒差あったGMOをとらえ2位に浮上。
◆5キロ 先頭のHonda・中山は15分3秒で通過。2位富士通との差は31秒。
◆6・8キロ トヨタ紡織・羽生が6人抜きで7位に浮上。
◆第6中継所 Hondaが3区間連続トップで通過。2位富士通とは46秒差。三菱重工が2つ順位を上げ3位で59秒差。区間賞はトヨタ紡織・羽生拓矢が34分58秒で獲得。
(1)Honda 4時間01分53秒
(2)富士通 +46秒
(3)三菱重工 +59秒
(4)SGホールディングス +1分06秒
(5)GMO +1分25秒
(6)トヨタ自動車 +2分09秒
(7)トヨタ紡織 +2分22秒
(8)中電工 +2分41秒
(9)SUBARU +3分01秒
(10)黒崎播磨 +3分14秒
◆7区15・7キロ 伊勢崎市西久保町~群馬県庁
※区間記録 44分47秒=鎧坂哲哉(旭化成)
◆2・5キロ SUBARU・口町が20秒差あった中電工をかわし、入賞圏内の8位に浮上。
◆4・7キロ SUBARUと中電工がトヨタ紡織をとらえ7位集団に。
◆5キロ 先頭を走るHonda・木村は14分17秒で通過。2位富士通との差は47秒で中継所とほぼ変わらず。
◆7・9キロ SUBARUと中電工が引き離しにかかるが、トヨタ紡織も粘る。激しい入賞争いが続く。
◆9・5キロ 先頭のHondaと2位富士通との差が54秒に広がる。3位争いはSGホールディングスと三菱重工の並走が続く。
◆10・9キロ GMO・渡邉がSGホールディングスと三菱重工の3位集団に追いつく。
◆12・4キロ トヨタ自動車・服部勇馬が1分10秒差を詰め3位集団に取りつく。
◆ゴール Hondaがリードを守り切り、連覇を達成した。4チームの3位争いは、ラストのスパート勝負でトヨタ自動車・服部勇馬が制した。8位中電工は初の入賞。区間賞はトヨタ自動車・服部勇馬が46分08秒で獲得。
◆最終順位◆
(1)Honda 4時間48分06秒
(2)富士通 +46秒
(3)トヨタ自動車 +2分04秒
(4)三菱重工 +2分07秒
(5)GMO +2分10秒
(6)SGホールディングス +2分11秒
(7)SUBARU +3分26秒
(8)中電工 +3分30秒
■■■ここまで入賞■■■
(9)トヨタ紡織 +4分41秒
(10)JR東日本 +4分47秒
(11)トヨタ自動車九州 +4分50秒
(12)日立物流 +4分51秒
(13)Kao +5分13秒
(14)黒崎播磨 +5分20秒
(15)サンベルクス +5分24秒
(16)旭化成 +6分26秒
(17)中国電力 +6分46秒
(18)コニカミノルタ +6分47秒
(19)NTT西日本 +7分15秒
(20)九電工 +7分18秒
(21)愛三工業 +7分29秒
(22)マツダ +7分33秒
(23)大塚製薬 +8分29秒
(24)住友電工 +8分35秒
(25)トーエネック +9分00秒
(26)愛知製鋼 +9分07秒
(27)大阪ガス +10分12秒
(28)ヤクルト +10分35秒
(29)NTN +10分40秒
(30)埼玉医科大学グループ +11分28秒
(31)JFEスチール +12分32秒
(32)コモディイイダ +13分38秒
(33)中央発條 +13分43秒
(34)西鉄 +15分24秒
(35)戸上電機製作所 +15分26秒
(36)YKK +18分12秒
※安川電機は出場辞退
◆出場チーム◆
NO | チーム名 | 出場回数 | 前年順位 |
---|---|---|---|
1 | Honda | 39年連続40回目 | 1位 |
2 | SUBARU | 2年連続22回目 | 2位 |
3 | 旭化成 | 37年連続60回目 | 3位 |
4 | 三菱重工 | 14年連続27回目 | 4位 |
5 | トヨタ自動車 | 34年連続44回目 | 5位 |
6 | 黒崎播磨 | 12年連続35回目 | 6位 |
7 | SGホールディングスグループ | 28年連続29回目 | 7位 |
8 | トヨタ自動車九州 | 14年連続21回目 | 8位 |
9 | GMOインターネットグループ | 4年連続4回目 | 9位 |
10 | 日立物流 | 11年連続11回目 | 10位 |
11 | トヨタ紡織 | 26年連続26回目 | 11位 |
12 | 富士通 | 3年連続32回目 | 12位 |
13 | ヤクルト | 10年連続43回目 | 13位 |
14 | マツダ | 21年連続58回目 | 14位 |
15 | NTT西日本 | 15年連続58回目 | 15位 |
16 | 中国電力 | 31年連続31回目 | 16位 |
17 | 中電工 | 27年連続27回目 | 17位 |
18 | トーエネック | 11年連続13回目 | 18位 |
19 | JR東日本 | 5年連続17回目 | 19位 |
20 | NTN | 2年連続58回目 | 20位 |
21 | コニカミノルタ | 38年連続48回目 | 21位 |
22 | 愛三工業 | 22年連続22回目 | 22位 |
23 | 住友電工 | 6年連続9回目 | 23位 |
24 | Kao | 8年連続60回目 | 24位 |
25 | 安川電機 | 33年連続45回目 | 25位 |
26 | 九電工 | 48年連続54回目 | 27位 |
27 | 大塚製薬 | 3年連続28回目 | 28位 |
28 | 中央発條 | 9年連続40回目 | 29位 |
29 | サンベルクス | 3年連続5回目 | 30位 |
30 | YKK | 31年連続33回目 | 31位 |
31 | 戸上電機製作所 | 3年連続4回目 | 32位 |
32 | コモディイイダ | 4年連続4回目 | 33位 |
33 | 西鉄 | 2年連続19回目 | 35位 |
34 | JFEスチール | 4年連続46回目 | 36位 |
35 | 埼玉医科大学グループ | 2年ぶり2回目 | - |
36 | 愛知製鋼 | 2年ぶり38回目 | - |
37 | 大阪ガス | 2年ぶり10回目 | - |
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