青学大・原晋監督が箱根駅伝の完全な全国化訴える「箱根を目指す多くの若者が全国から育つ」
箱根駅伝で連覇を逃し、総合3位に終わった青学大の原晋監督(55)は4日、TBS系列の情報番組「ひるおび」に出演し、箱根駅伝の完全なる全国化を訴えた。
箱根駅伝は全国的な人気のある大会にもかかわらず、事実上の関東大会という在り方は疑問視されてきた。次回(24年1月2、3日)、第100回の節目を迎え、主催の関東学生陸上競技連盟は予選会の参加資格を関東から全国の大学に出場枠を広げた。しかし、第101回大会以降の方式は検討中で、全国化は100回大会限定の可能性もある。
原監督は「100回大会だけでなく、未来永劫、全国化することによって、陸上界の裾野が広がる。サッカー、野球に身体能力の高い選手が集まるのではなく、箱根を目指す多くの若者が全国から育つ。そんな文化が結果として日本長距離界の発展になる。ぜひ、関東学連には英断をしてほしい」と願った。