福岡国際マラソン（12月1日12時10分スタート、福岡市・平和台陸上競技場発着の42・195キロ）招待選手8人の会見が29日、福岡市内で行われた。参加日本人の中で最速の自己ベスト2時間5分59秒を誇る其田健也（31＝JR東日本）が優勝を誓った。

目標を問われ「タイムより優勝を目標に走りたい」と堂々宣言だ。レースプランについては「当日の風や気温で変わる。当日のコンディションを見ながら決めたい」とした。

来年世界選手権（東京）の日本代表選考レースを兼ねる大会でもあり、参加標準記録は男子が2時間6分30秒に設定されている。日本代表への思いには「前回の世界陸上は納得いく走りができなかったので、借りを返したい」。昨年8月の世界選手権（ハンガリー・ブダペスト）で34位と惨敗したリベンジを見据えた。