パリオリンピック（五輪）自転車女子ケイリンで日本選手としては初の準決勝進出で9位となった太田りゆ（30）が24日までに、自身のインスタグラムを更新。選手ではなくアスリートゲストとして参加したデンマークでの世界選手権の様子を投稿した。

コペンハーゲンの街並みや、会場内の光景を公開した。「アスリートゲストのお仕事で、これまでとは違う立場で世界選手権に行きました。初めての経験で至らない点がたくさんありましたが、隣で支えてくれたゆみさんやスタッフの皆さん、そして何よりも日本選手の大活躍のおかげで特別な体験が出来ました」と報告した。

パリ五輪後に代表活動の引退を表明した。「実は世界選手権を間近で見たら、まだやりたかったなぁともしも思ってしまったら怖いなと思っていました。だけど、とても清々しい気持ちでレースを見て、選手を応援できたし、自分のここまでの決断が自分にとって正しかったことも改めて感じられました。自分が育ててもらって、一緒に歩んできたメンバーが世界選手権で優勝、メダルを次々と獲得する姿を見て本当に誇らしい気持ちになりました。結果が形として残せなかった選手もオリンピックから様々な感情を持って、この大会に挑んだことは私は1番よくわかる立場にいると思います。身体も心もすごく難しいことだったと思う。みんな本当におつかれさまでした」。日本初の表彰台となった女子スプリント銅メダルの佐藤水菜（25）ら日本勢の活躍をたたえた。