石川遼、開始第1打の大トラブル響き23位後退 滝のほとりから探検家のような雰囲気でショット

  • 1番、岩に囲まれた滝のほとりから放った第2打の行方を見つめる石川遼
  • 18番、ティーショットを放つ石川(撮影・足立雅史)
  • 笑顔で移動する石川(撮影・足立雅史)
  • 2番のグリーン上でラインを読む石川(撮影・足立雅史)
  • 大勢のギャラリーを引き連れ移動する石川(撮影・足立雅史)

<国内男子ゴルフツアー:日本プロ選手権>◇第3日◇6日◇静岡・グランフィールズCC(7219ヤード、パー71)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)◇有観客開催

第3ラウンドが終了し、堀川未来夢がツアー通算3勝目、国内メジャー2勝目に王手をかけた。首位と4打差の13位から出た石川遼は伸ばせず、3アンダーで、首位との差は11打差の23位に後退した。

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13位から出た石川は、開始第1打の大トラブルで反撃ムードを失い、23位に後退した。1番パー5のティーショットを右に曲げ、滝のほとり、岩に囲まれたテイクバックも足場も、ままならない難所に打ち込んだ。薄暗い洞窟のような場所で、着用していた帽子も相まり、探検家のような雰囲気で放った第2打を、隣の3番のラフに運んだ。その後、バンカーを経由し、1・5メートルのパーパットまでこぎ着けたが、これを外した。「入っていたら出来過ぎだけど決めたかった」。4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで回り、3アンダーのまま終わった。