能代工3位復活手応え「いい形で終わることできた」

<全国高校バスケット選抜優勝大会:能代工88-72中部大第一>◇最終日◇29日◇男子3位決定戦◇東京体育館

 能代工(秋田)が2007年以来の3位となった。

 盛実海翔主将以下、主力と控えの3年生が最後の一戦にまとまった。伝統の走って拾うバスケットをコート上で展開した。第4Q早々、中村碧杜が腰を痛めて退場。代わりに出た金久保翔がシュートを決めるなど、選手層の厚さで銅メダルを勝ち取った。今年4月にアシスタントコーチから昇格した栄田直宏コーチ(45)は、「結束」をテーマにチームを育成してきた。「うまくまとまってここまで来られた。いい形で終わることができた」と、復活の手応えをつかんだ様子だった。

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