昭和学院が最大18点差逆転し3位 エース星が躍動

<バスケットボール・SoftBankウインターカップ全国高校選手権:昭和学院70-66津幡>◇女子3位決定戦◇28日◇東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ

昭和学院(千葉)が70-66で津幡(石川)を下して3位になった。相手の速攻と堅守に手を焼き、一時は最大18点差をつけられる劣勢に立たされたが、あきらめなかった。

第3クオーター(Q)途中からエース星杏璃(3年)の連続ゴールなどで徐々に巻き返し、第4Q残り3分でついに逆転。最後は大竹優香子(3年)と星の追加点で突き放し、逃げ切った。

星は今大会、個人通算記録の得点(97=5位)、アシスト(32=1位)、リバウンド数(45=8位)でトップ10入り。前日27日の準決勝で敗れた後は落ち込み、悔し涙を流したが「最後の試合で勝ててよかった。銅メダルだけど、持ち帰れてうれしい」と笑顔でコートを後にした。

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  • 昭和学院対津幡 第1Q、ゴール前へ攻め込む昭和学院・星(中央)(撮影・狩俣裕三)