平野歩夢、地元新潟にハーフパイプ練習施設「夢や目標かなえるためにあったらいい」/一問一答3
北京冬季オリンピック(五輪)のスノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢(TOKIOインカラミ)が18日、都内で記者会見した。平野の一問一答は以下の通り。
-決勝で怒りを力に変えられた理由は
「大会ではジャッジが評価することが全て。(2回目は)高さ、バランスも全て整った中での滑りだったので感情的にも怒りが強まったけど、そこで怒りを出し過ぎて自分の冷静さを失うことはなかった。なぜできたのかは自分でも不思議なところがあるんですけど、2本目の時点で負けていないなという自信があったからじゃないかと思う」
-堀米選手や四十住選手らスケートボード界からもたたえる声がある
「2人が見てくれていたというのは、ありがたいです。スノーボード、スケートボード、サーフィンの「横ノリ」業界に興味を持ってくれた人たち、それを格好いいなと思ってくれる人が増えたんじゃないかと思う」
-今後、金メダリストとして見られる
「これからが大事。追われるという感覚は周りが思うほど感じていない。自分自身と闘い続けられたら良いなと思います」
-100%の人工雪で感じたことは、滑り具合は
「今回ハーフパイプの人工雪は整えられていた。今後、人工雪で滑ることになっても、合わせられなくちゃいけない」
-地元新潟への思いは
「自分の地元は小さな町なんですけど、そこから育って夢のために長い時間かけてきた。少しでも地元の子たちの力になりたいという気持ちがある」
-将来的に新潟に還元したいことは
「スノーボードのハーフパイプが練習できるような施設が地元にはない。日本にもなかなかなく、海外へ行かなきゃいけないところがある。その子たちの夢や目標をかなえるためにあったらいいなと思っている」