【高校バスケ】開志国際、初優勝 福岡第一の猛追かわし逃げ切り 高校総体のリベンジ果たす

  • 福岡第一対開志国際 第3Q、シュートを放つ開志国際・介川(撮影・河田真司)
  • 福岡第一対開志国際 第3Q、シュートを放つ開志国際・介川(右)(撮影・河田真司)
  • 福岡第一対開志国際 第2Q、ブロックに入る開志国際・介川(中央)(撮影・河田真司)
  • 福岡第一対開志国際 第2Q、ディフェンスする開志国際・武藤(右)(撮影・河田真司)
  • 福岡第一対開志国際 第1Q、ボールを追う開志国際・介川(撮影・河田真司)
  • 福岡第一対開志国際 第3Q、シュートを放つ開志国際・介川(撮影・河田真司)
  • 福岡第一対開志国際 第2Q、点が入りガッツポーズする開志国際・富樫コーチ(手前)(撮影・河田真司)
  • 福岡第一対開志国際 第3Q、福岡第一のディフェンスに耐える開志国際・介川(中央)(撮影・河田真司)
  • 福岡第一に勝利し男子優勝を決め、歓喜する開志国際の選手たち(撮影・河田真司)
  • 福岡第一対開志国際 第3Q、点が入り手をたたく開志国際・富樫コーチ(撮影・河田真司)
  • 福岡第一に勝利し男子優勝を決め、歓喜する開志国際の選手たち(撮影・河田真司)
  • 福岡第一に勝利し男子優勝を決め、歓喜する開志国際の選手たち(撮影・河田真司)
  • 福岡第一対開志国際 第4Q、フリースローを得て、笑顔を見せる開志国際・介川(撮影・河田真司)
  • 「SoftBankウィンターカップ第75回バスケットボール全国高校選手権」男子決勝が行われる東京体育館周辺(撮影・河田真司)
  • 男子優勝を決め、降り注ぐテープシャワーの中でトロフィーを掲げながら写真に納まる開志国際の選手たち(撮影・河田真司)
  • 男子優勝を決め、富樫英樹コーチ(中央)を囲み集合写真に納まる開志国際の選手たち(撮影・河田真司)
  • 男子優勝を決め、富樫英樹コーチ(中央)を囲み集合写真に納まる開志国際の選手たち(撮影・河田真司)
  • 男子優勝を決め、トロフィーを手に笑顔を見せる開志国際・介川(撮影・河田真司)
  • 男子優勝を決め笑顔を見せる開志国際・介川(撮影・河田真司)
  • 試合後、胴上げされる開志国際・介川(撮影・河田真司)
  • 表彰式で写真に納まる男子準優勝の福岡第一の選手たち(撮影・河田真司)
  • 試合後、集合写真に納まる男子準優勝の福岡第一の選手たち(撮影・河田真司)
  • 決勝戦を見届けた千葉の富樫(撮影・河田真司)
  • 試合後、選手たちから胴上げの祝福を受ける開志国際・富樫コーチ(撮影・河田真司)
  • 福岡第一(奥)に勝利する開志国際(撮影・河田真司)
  • 福岡第一に勝利し、優勝を決めガッツポーズする開志国際・富樫コーチ(中央)(撮影・河田真司)
  • 福岡第一対開志国際 第4Q、シュートを放つ開志国際・平良(中央)(撮影・河田真司)
  • 優秀選手賞に選ばれ、巨大どん兵衛を手に笑顔を見せる、左から開志国際・武藤、介川、バシール・ファイサル・モハメッド(撮影・河田真司)
  • 優秀選手賞に選ばれる、左から開志国際・武藤、介川、バシール・ファイサル・モハメッド、福岡第一・轟、城戸(撮影・河田真司)

<バスケットボール・SoftBankウインターカップ全国高校選手権:福岡第一71-88開志国際>◇男子決勝◇29日◇東京体育館

5年連続5回目出場の開志国際(新潟)が初優勝を飾った。

第1Qは22-27。しかし、第2Qになるとガード平良の4本の3点シュートなどで逆転した。前半を終わって47-36と11点差で後半を迎えた。後半は福岡第一の追い上げられながら粘り強いプレーで逃げ切った。

決勝は夏の全国高校総体決勝で敗れた福岡第一との再戦だった。夏の試合で介川は5度のファウルを犯して退場となり、ベンチから76-77の1点差の敗北を見詰めざるを得なかった。介川は「今回は優勝したい」と雪辱に向けて決意を新たにしていた。

夏の全国高校総体(インターハイ)は準優勝も、チームは夏に照準を合わせていない。富樫監督は「選手たちはウインターカップの優勝を目指している。インターハイの“イ”の字も出てこなかった」と話す。というのも、ここまで冬は実力を出し切ったことがなかった。インターハイで初優勝し、夏冬連覇を狙った18年は3回戦負け。20年は3回戦で無念の棄権を強いられた。1回戦で対戦した相手のチーム関係者から新型コロナの陽性反応者が出たため、今後の感染の“可能性”を考慮され、試合辞退を促された。昨年は優勝した福岡大大濠と1回戦で対戦する不運があった。

そんな「負」のスパイラルを選手たちがついに断ち切った。