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SHORT_TRACKショートトラック

ショートトラックとは

1周111・12メートルのトラックを集団で滑走し、タイムではなく着順で争う。予選、準々決勝、準決勝と各組上位2人(または必要数)が次のラウンドに進出する。中盤まで駆け引きが続き、終盤の大逆転、接触、転倒などスリリングな展開が見どころ。着順で順位を決めることから「氷上の競輪」とも呼ばれている。

種目

男子500、1000、1500、5000メートルリレー
女子500、1000、1500、3000メートルリレー
混合リレー

競技の見どころ

フィギュアスケートと同じ大きさのリンクで小回りの技術が要求され、競輪やオートレースのような駆け引きとスピード感が楽しめる。もっとも短い500メートルはスタートダッシュが重視されるが、その他の距離は相手の出方を見ながらのレースになることが多い。激しい位置取り争いから接触、転倒も珍しくなく、失格や救済措置の判定も勝負を左右する。

ルール

▽個人種目
レースは通常4〜6人が一斉にスタートし、体ではなくスケート靴の刃の一部がフィニッシュラインを通過すればゴール。選手はヘルメット、手袋、ひざ当て、すね当ての着用が義務付けられている。滑走中にトラックの内側に手をついてもいい。前の選手を押す、引っ張るなどの妨害行為をすると失格になる。トラック内には審判員がいて、反則行為で不利を受けた選手は2位以内に入らなくても次のラウンドに進める「救済措置」がある。

◆勝ち上がり方式
500、1000メートルは予選、準々決勝、準決勝と各組上位2人が次のラウンドに進む。1500メートルは予選各組上位3人が準決勝進出となる。

▽リレー
1チーム4人(補欠1人)で、1レース4チームで争う。最初に1人が1周以上滑れば後はいつでも交代可能。両手で次走者の腰を押して中継する。最後の2周だけは1人の選手が滑走しなければならない。新種目の混合リレーは12チームが出場し、4チームずつ3組に分かれて予選を実施、各組上位2チームと3位のうち上位2チームが準決勝に進む。2組に分かれた準決勝は上位2チームが決勝へ。下位2チームは順位決定戦に回る。男女2人ずつ4人で滑り、滑走順は女子→女子→男子→男子→女子→女子…の順となっている。

歴史

国際スケート連盟(ISU)は67年にショートトラックを採用。五輪では88年カルガリー大会で公開競技として実施され、92年アルベールビル大会から正式種目として採用された。
日本勢では98年長野大会の男子500メートルで西谷岳文が金、植松仁が銅メダルを獲得した。



SCHEDULE競技日程

競技 2022年2月
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
開会式、閉会式                 
フィギュアスケート       
アイスホッケー 
アルペンスキー        
カーリング
スキー距離         
ショートトラック             
スキージャンプ             
スケルトン                
スノーボード         
スピードスケート       
ノルディック複合                
バイアスロン         
フリースタイルスキー     
ボブスレー             
リュージュ             

※■は予選、はメダル確定日






右カラム









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