<フィンスイミングW杯マスターズ リレー種目 銅メダル/タレント 春日俊彰(オードリー=36)>

 ついに春日の順番が回ってきましたね(ニヤリ)。

 今年6月に、イタリアで行われた「フィンスイミングW杯マスターズ大会」のリレー種目で銅メダルを獲得しました。マスターズですから、和気あいあいとした雰囲気でしたけど、レースは真剣勝負。海外の選手が周りにたくさんいる中で、日本を代表して出るのは、なめられたらいかんというか、食らわせてやるぞという思いになりました。

 周りのスタッフさんや、地元からも応援メッセージをもらったり、しっかりやらないといけないと思いました。だからやっぱり五輪選手はすごい。あらゆるところで、見知らぬ人から「頑張って」と言われたり、期待する方は「メダルを…」と思うじゃないですか。舞台に立つ前に、どれだけ準備したり、努力したりというのは、比べものにはならないですけど、少しだけ分かる気がしました。

 五輪は、特に水泳競技を見ていました。92年バルセロナ五輪では、同学年の岩崎恭子さんが金メダルを取った。昔から、同い年が何かを成すということを非常に意識していて、岩崎さんの前は間下このみさんだったんですけど、同い年がテレビの向こうで活躍している…なぜ自分はそこにいないのかと、とにかく目立ちたい願望がありました。

 とにかくですね。春日は、入場行進に参加して、手を振るのが憧れなんです。5年後の東京五輪の開会式もやっぱり楽しみ !  選手で出られれば一番いいですけど、演者としてもスケジュールは空けておきますし、聖火の最終ランナーと言われたら、「トゥース」で点火もありですよね。

 あとは、選手村に入ってみたい。だってご飯も無料じゃないですか。マクドナルドも入ってるんですよ? 今から始めて間に合う競技がありませんかね。新種目に「お笑い」はないんですかね? あったら日本代表なのに。国籍を変えるのもあり? でもそれでは、日本の宝が流出してしまうし、反対運動も起こるでしょう。とにかく警備員でも何でも出てみたい。あ、何なら春日が住む「むつみ荘」を会場として貸してあげてもいいですよ。畳だから柔道にピッタリです。

(2015年8月19日東京本社版掲載)

【注】年齢、記録などは本紙掲載時。