北島隆三が3種目目の障害飛越の出場を取りやめた。8日に行われた野外騎乗(耐久)で馬が負傷したため。

 総合馬術の細野茂之監督は「わたしたちは動物愛護が大前提。選手、獣医師、トレーナーと相談して決断した」と説明した。

 北島にとっては初の五輪で、「3日間戦う」という目標は惜しくも達成できなかった。監督は「最後までやりたかったと思う」と気持ちを思いやった。