19歳のコが世界ランキング1位の本領を発揮し、ボギーなしで65の好スコアをマークしてトップの朴仁妃を猛追した。

 ハイライトは8番(パー3)のホールインワン。ピンの手前で弾んだボールがそのままカップに一直線に進んで消えると、ギャラリーから大歓声が起こった。

 「人生で初めてのホールインワンが五輪でできるなんて、これ以上のことはない。信じられない」と興奮冷めやらぬ様子で話す。最終日は金メダルへ2打差を追うが「表彰台に立つことは、自分が想像している以上のことだと思う」と意気込みを示した。