“浜田ロード”プランが浮上した。
リオデジャネイロ五輪テコンドー女子57キロ級代表の浜田真由(22=ミキハウス)が7日、佐賀県庁で行われた壮行会に出席した。15年世界選手権女王の浜田は、約80人の県民の前で「金メダルを取ります」と力強く宣言。これを受けて、山口祥義知事(50)は、金メダルを獲得した際には、佐賀市内の自宅から高志館高まで、1時間かけて自転車で通った道に「線を引こう」と提案した。浜田も「面白い。引く線の色は金がいい」と笑顔で話した。
約12キロの道中には、現在練習を積む道場などに加え、佐賀城跡など観光地もある。92年バルセロナ五輪の柔道古賀稔彦以来2人目の佐賀出身の金メダリスト誕生となれば、“浜田ロード”が新たな観光スポットとなるかもしれない。