84年ロサンゼルス五輪以来32年ぶりの出場となった「ポセイドン・ジャパン」は初戦で15年世界選手権3位の強豪ギリシャと対戦。
終了間際までリードする展開に持ち込んだが、番狂わせを阻まれた。
4-4の同点で迎えた第3ピリオド4分、保田のゴールで逆転に成功。6分の新井のゴールなどで差を広げた。またキーパー棚村が好セーブを連発するなど、体格で勝るギリシャに守備でも体を張った。
7-4と3点リードで迎えた最終ピリオドは反撃にあった。開始1分足らずで点を奪われるなど、連続視点で1点差に。残り1分30秒でついに同点とされると、残り40秒でも失点。あと1歩及ばなかった。
大本監督は大会前「正直、どこに勝っても大金星」と話すなど玉砕覚悟で臨んでいた。いきなりの大金星は目前だったが、最後の最後で力尽きた。