競泳の日本代表が17日、リオデジャネイロから帰国した。

 成田空港と羽田空港の二手に分かれて到着。男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(22=東洋大)は報奨金の全額貯金プランを明かした。

 金、銀、銅それぞれ1つずつメダルを獲得し、日本代表オフィシャルパートナーのGMOクリック証券や日本オリンピック委員会など約4000万円の報奨金をゲットする。それでも「老後のために、全額貯金です」と、倹約家の一面を垣間見せた。

 その理由を「世界遺産を全部回るという大きな夢があるので」と熱く語った。目標額は「貯められるだけ」。現在も、世界で転戦する中で、世界遺産を巡るのが楽しみの1つという。ちなみに現在巡った世界遺産の数は「分からないですけど、100カ所は行ってないぐらい」と話す。

 今後については、インカレと国体出場後、右肘の手術も視野に入れる。4年後の東京五輪までは「もちそうにない」。手術の時期は担当医師との相談して話を進めていくという。