【ソフト川村友斗】支配下から胴上げ「購入できたら」オフのご褒美は…/連載〈69〉

ソフトバンク川村友斗外野手(25)が充実の1年を送っています。今年3月に支配下昇格を果たし、今季はここまで打率2割7分3厘、1本塁打、14打点(10月1日時点)をマークしています。2軍落ちもあったが、V目前で1軍に再昇格。プロ初本塁打を放つなど、勝負強さを発揮しました。昨季まで当時2軍監督の小久保監督に手塩をかけて育ててもらった。指揮官を胴上げできた喜び、ポストシーズンへ「CSでベンチ入り」と目標を語りました。

プロ野球

◆川村友斗(かわむら・ゆうと)1999年(平11)8月13日生まれ、北海道・松前町出身。松城小2年時に松城ユニオンで野球を始め、松前中では軟式野球部に所属。北海では1年秋からベンチ入り。甲子園は2年夏(準優勝)、3年夏に出場。仙台大では1年春からベンチ入り。2年秋に最高打率、最多打点、ベストナイン。3年秋は最多本塁打、最多打点、ベストナインを獲得。21年育成ドラフト2位で入団。今年3月19日に支配下選手登録され、背番号は「132」から「61」。181センチ、88キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸は700万円。

「育成時代になかった緊張感」

楽天戦でヒーローインタビューを終えプロ初安打球を大切に手に持ち引き揚げるソフトバンク川村友斗=2024年4月6日

楽天戦でヒーローインタビューを終えプロ初安打球を大切に手に持ち引き揚げるソフトバンク川村友斗=2024年4月6日

支配下1年目の川村が、自身の想定を大きく上回る充実のシーズンを過ごしています。

「抹消もあったけど、ここまで1軍にいられるとは…。満足はしていないですけど、どれも初めてのことなので。プラスのことも多いですし、すごくいい経験がここまでできていると思います」

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