【西武本田圭佑】サッカー界のスター選手に今だから話せること/連載138
西武本田圭佑投手(31)が、今季を振り返りました。プロ9年目のシーズンは31試合に登板し、1勝4敗、防御率4・11。秋季練習での取り組みや来季への思いとは。何度も話題になってきたサッカー界のスター選手についても、年齢を重ねた今だからこそ話せることがありました。
プロ野球
◆本田圭佑(ほんだ・けいすけ)1993年(平5)4月24日、宮城県生まれ。東北学院入学後に投手へ転向。東北学院大ではリーグ戦で通算15勝を挙げ、3年秋は敢闘賞を受賞。15年ドラフト6位で西武入団。16年9月11日ソフトバンク戦でプロ初登板。19年4月4日ロッテ戦でプロ初勝利。22年はセットアッパーを務め、45試合登板して4勝2敗、20ホールド、防御率1・97の好成績を残した。プロ通算138試合で12勝21敗、防御率3・82。180センチ、80キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸2700万円。
―秋季練習で取り組んでることは
重点的に置いてるのはメカニックやフォームです。リリースを確認してます。
課題が何なのかっていういろいろ考えたときに、とにかく何かを変えないといけないなと思ってたんで。それでリリースの弱さというか、出だしのところで何か変えれたらと思って。
それを変えたら、真っすぐも強くなったり、いろんな球種が投げやすくなるかなと思ってます。
―手応えは
もうちょっと形になってくれば、それを反復練習させるために投げたい。今はまだ感覚がなかなかつかめてないところもあるんで、
キャッチボールだったり、ネットスローだったり、遠い距離で投げたり。いろいろ確認している段階ですかね。
―誰か参考にしている方とかはいますか
いろんな人の投げ方を見たり、リリースの仕方を聞いたり、ボールの握りを聞いたりとか。いろいろしてます。
―しっくりいくポイントは見つかりそうですか
握りはいろんな人の聞いて、いろいろ試して、今までのよりはいろんな人の握りで、ちょっとやってて面白いなとは思ってます。
―具体的には押さえるべきポイントは
やっぱり高めの真っすぐがどうしても多くなって、長打を浴びるパターン。
あとはやっぱり変化球のチェンジアップのように、特に大事な場面になると自分の優先度高いボールで勝負する結果、チェンジアップが多くなってしまって、うまく対応されている状況になってます。
引き出しを増やさないといけないのかなっていうのが課題です。
―今季を振り返って
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