【西武糸川亮太】「とにかく西口さんのため胴上げしたい」大先輩へ恩返し/連載144
西武糸川亮太投手(26)が1年目のシーズンを振り返りました。社会人出身の即戦力右腕と期待され、開幕1軍入りしましたが、登板は4試合のみ。0勝1敗、防御率9・82でした。来季は大学の先輩でもある西口監督が率います。飛躍の2年目へ向けた決意とともに、座右の銘に込めた思いも語ってもらいました。
プロ野球
◆糸川亮太(いとがわ・りょうた)1998年(平10)4月30日、愛媛県生まれ。川之江では3年春に県大会優勝、四国大会準優勝。甲子園出場はなし。立正大では2年秋にリーグ優勝に貢献し、神宮大会でも防御率0・69を挙げて優勝に導いた。ENEOSを経て23年ドラフト7位で西武入団。1年目の24年は開幕1軍入りを果たし、3月31日楽天戦でプロ初登板。同試合でサヨナラ打を許して敗戦投手となった。170センチ、78キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸950万円。
―秋季練習でブルペン入りするときの狙いは
自分の中で、やっぱりストレートをしっかり強くすることと、コースですね。両サイドをしっかり投げ分けるっていうこと意識しています。ストレートは一番大事なボールになると思うので、そこをもう1回逃げずに頑張りたい。そういう課題で取り組んでます。
直球ばっかりじゃないですけど、変化球も投げながら、その中でしっかり投げられるようにという感じでいってます。まだ完璧ではないですけど、徐々に徐々にいけるようにやってます。
来年にならないとわかんないんすけど、とにかく良くなるために、しっかりこの時期は追い込めると思うんで、多少体は重くなったり、疲れとかがたまってくると思うんですけど、そういうのを気にせず、どんどんやっていきたいです。
―西口新監督とは立正大の先輩と後輩の間柄。ファームでもいろいろと話をしたと思うが、印象は
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