【楽天入団会見全文】日本一へ加治屋蓮「痺れる場面で投げられる、そういう信頼を」
楽天に頼れるタフネス右腕が加わりました。
阪神を戦力外となった加治屋蓮投手(33)は「まだやれる」という思いを胸に新天地へ。
昨季は51試合に登板し、阪神の38年ぶり日本一に貢献。ソフトバンク時代の18年は自己最多の72試合でマウンドに上がり、日本一の原動力になりました。
40~50試合の登板を見据える鉄腕リリーバーには、優勝請負人としての期待もかかります。11月19日に球団事務所で行われた入団会見を全文公開します。
プロ野球
◆加治屋蓮(かじや・れん)1991年(平3)11月25日生まれ、宮崎県出身。福島高、JR九州を経て13年ドラフト1位でソフトバンクに入団。公式戦初出場は16年8月26日ロッテ戦。20年オフに自由契約となり阪神に移籍。今季は13試合、2勝0敗、1ホールド、防御率4・50。戦力外通告を受け、楽天入りが決まった。通算成績は222試合、11勝13敗、1セーブ、62ホールド、防御率3・99。185センチ、90キロ。右投げ右打ち。
はじめまして。加治屋蓮です。本日はよろしくお願いします。
―今の気持ちは
緊張もしているんですけど、こういう場を与えていただいてありがたく思いますし、入団することができて本当にうれしく思っています。
―楽天から声がかかった時の心境は
すごくうれしかったですし、またこうして野球ができる環境を与えてくださったことにすごく感謝しています。
―石井シニアディレクターからはどんな言葉を
「試合を左右するような展開で投げてくれることを期待している」という形で、お話をいただきました。
―楽天の印象は
日本を代表するような選手もたくさんいますし、東北のファンの皆さまと一緒に一丸となって、熱く戦っているチームだなと思っています。
―どのようにチームに貢献していきたいか
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