【契約更改2024全文・楽天古謝樹】「早川さんが11勝なので15勝」/2,300万円
23年ドラフト1位の楽天古謝樹投手(23)にとって、収穫の多いプロ1年目になりました。
今季は5月末から先発ローテーションに定着。同じ左腕の早川、藤井の背中を追いかけながら5勝を挙げ、来季はさらなる活躍が期待されます。
入団後初の契約交渉では、700万円増の年俸2300万円(金額は推定)でサイン。契約更改後の一問一答です。
プロ野球
◆古謝樹(こじゃ・たつき)2001年(平13)8月18日生まれ、横浜市出身。湘南学院、桐蔭横浜大を経て23年ドラフト1位で楽天に入団。公式戦初出場は24年5月25日の日本ハム戦。今季成績は15試合に登板し5勝8敗、防御率4・32。182センチ、80キロ。左投げ左打ち。
―初めての契約更改の感想は
良かったです(笑い)。
―サインはしたか
はい。
―金額は
700万アップで、2300万です。
―球団からの評価は
1年間投げてくれたということに感謝されましたし、来シーズンの自分の抱負であったりとか、いろんなことを話しました。
―ルーキーイヤーの今季を振り返って
充実した1年間になりましたし、入団前に掲げていた1軍登板ができ、ファームと1軍合わせて1年間、ケガなくやり通せたことは自分にとってもいい経験でした。
本当に1年1年積み重ねて、ずっと長い野球生活を続けられればなと思いました。
―印象に残っている試合や場面は
やっぱり初勝利の時とか、他の試合よりかは印象が強いかなと思います。
―この1年で得た収穫は
体力面に関してはやっぱり、アマチュア時代は1年間プレーしたことがなかったので、1年間試合を続けてみて、自分でも1年間投げきれたんだっていうぐらいの感じだったんで、そこは本当に体力がついたなと思います。
―かねて夏場以降のスタミナ面の話をしていたが、自分の中で感じた課題は
課題はやっぱり5回終わってからの後半の体力であったりとか、要所要所の1球の重みだったりとか、やっぱりそういうところを2年目ではもう少し、キャッチャー任せにならないように自分の頭で考えて、勝ち星をつけてチームに貢献したいなって思います。
―15試合に登板して5勝8敗。1年前に描いていたものと比べてどうか
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