【契約更改2024全文・楽天安田悠馬】三木監督に143試合の恩返し/1500万円
打てるキャッチャーを目指して―。
楽天安田悠馬捕手(24)が4年目を迎える来季の目標に「全試合出場&最低10本塁打」を掲げました。
課題の守備面を重点的に鍛える目的で、前半戦は2軍で汗を流す日々。8月上旬に初昇格すると、最終戦まで同行して34試合に出場しました。打力を生かすためにDHを視野に入れつつも、捕手メインで出場数を増やすつもりです。
契約交渉では、200万円増の年俸1500万円でサイン。契約更改後の一問一答です。
プロ野球
◆安田悠馬(やすだ・ゆうま)2000年(平12)3月3日生まれ、兵庫県出身。須磨翔風、愛知大を経て21年ドラフト2位で楽天入団。公式戦初出場は22年3月25日ロッテ戦。今季は34試合に出場し、打率2割6分2厘、2本塁打、9打点。通算成績は92試合、58安打、打率2割4分、6本塁打、17打点。185センチ、100キロ。右投げ左打ち。
「ちょっと粘って」1500万
―サインは
しました。
―金額は
1500万です。
―交渉では結構粘ったか
そうっすね。ちょっと粘りました。
ちょっと粘ったというか(笑い)。
打てるキャッチャーになってほしい
―球団からどんな話を
今年1年、来年につながるものがたくさんあったので、やっぱり打てるキャッチャーになってほしいという言葉がありました。
―球団の評価に対する満足度は
来年も頑張って、頑張れる期待というのももらったんで、それ込みという感じです。
―今季を振り返って
最初はファームで育成という面でさせてもらったんですけど、最後(1軍に)上がってきて、少しでもチームの勝利に貢献できたと思います。
―自身の中で今季感じた収穫は
連続で試合に出ることで相手の攻めのパターンだったりとか、いろんなピッチャーと対戦することができて良かったです。
課題は「長打力」もっと来年は
―その一方で課題は
やっぱりバッティングでは長打力というところが少なかったです。単打がやっぱり多かったので、それをもっと来年は上げたいなと思いました。
―今季は捕手としてのスキルアップを目標にしていた。その辺りについては
2軍の方で田中(バッテリー)コーチと三木監督とずっと一緒にマンツーマンでやらせてもらっていて、自分の中で引き出しになった部分はとても多いですし、いろんなことがなんかできるようになった感じがします。
本文残り69% (1689文字/2443文字)