【契約更改2024全文・楽天内星龍】上がると思って服買っちゃった/3,100万円

楽天内星龍投手(22)が、さらなる進化へ突き進みます。

中継ぎから先発に転向し1年目の今季は、先発ローテーションに定着して6勝。現状に満足せず、来季は15勝、規定投球回、球速以上に速く見える直球、新球習得…とアップデートを見据えます。

おしゃれが大好きで、昇給を見越して約200万円分の服を購入したという右腕。1年後もばら色のオフを目指します。

契約交渉では、1200万円増の年俸3100万円(金額は推定)でサイン。契約更改後の一問一答です。

プロ野球

◆内星龍(うち・せいりゅう)2002年(平14)4月24日生まれ、大阪府吹田市出身。履正社を経て20年ドラフト6位で楽天入団。公式戦初出場は23年4月9日ロッテ戦。今季は20試合、6勝8敗、防御率3・58。プロ通算73試合、10勝10敗、7ホールド、防御率3・14。190センチ、90キロ。右投げ左打ち。

1200万増「押しちゃいました」

―サインは

はい。しちゃいました。

―金額の方は

何回か話し合った上で金額を出してもらったんですけど、最終的には納得のいく金額にしていただいたんで。

1200万アップで、はい、(はんこを)押しちゃいました。もちろんお金は欲しいですし、ただ、しっかり評価してもらったなって思うので、来年はその評価に、こんだけいただいてる分、応えたいなっていう気持ちが出てきた更改でした。

―先発転向1年目だったが、球団からの評価は

しっかり想像以上の成績を残してくれたっていうふうに言われました。

―その言葉を聞いて

1年間終わってみて、もっとできることがたくさんあったかなっていうような1年でした。

―球団に要望したことは

特に要望とかはないんですけど、「来年はしっかり今年以上の成績を残せるように頑張ります」というふうに伝えました。

先発転向1年目「もっと精度を」

―先発転向1年目の収穫は

中継ぎと違って、同じ打者と1試合の中で2回、3回、4回と対戦することが増えてくるポジション。

球種であったり、コントロールの部分をもっと精度を高めていかないといけないなというふうに思った1年でした。

―6勝という成績については

勝利数は自分の力ではどうにもならないこともあるんですけど、先発を1年やってみて1勝するっていうところの難しさを感じました。

もっともっと勝利としては欲しかったですけど、今、現時点での実力として、しっかり自分で認識して、来年、頑張りたいなと思います。

終盤の離脱「しっかり反省」

―シーズン終盤は体調不良で登板機会がなかった

自分の自己管理の部分で、チームとしても大事な時に離脱してしまった部分もあるので、そういったところをしっかり反省したいなと思います。

―来季も先発か

もう監督とも話して、「先発をやらせてください」というふうに伝えました。来年も先発で頑張りたいなと思っています。

球種を増やしていかないと

―来季に向けて改善したいところは

今年の秋は球種を増やすことにフォーカスしてやっていたので、そういったところを2月1日のキャンプインの時からアピールできたらいいなと思います。

―球種を増やそうと思ったきっかけは

1球種、調子が悪いと球種が1個減って、僕の場合だと2球種だったり張られてくるケースが多いので、青山コーチと永井コーチと話し合って、「球種を増やしていかないといけないね」という話をしていました。

今年の秋キャンプでチーム体制も変わって、石井貴コーチのもとで球種を増やしていくように、ともに練習させてもらった感じですね。

―挑戦している新球種とは

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