【契約更改2024全文・楽天浅村栄斗】もう1回はい上がれるよう/5億円

楽天浅村栄斗内野手(34)が、完全復活を誓いました。

野手キャプテンを務めた今季は全試合に出場も、移籍6年目で自己最少の60打点を含め、納得のいく成績を残せませんでした。

来季は100打点に照準。主砲の役割を果たす覚悟です。

また、2000本安打まで残り36本、300本塁打まで残り3本に迫り、2つの記録達成を目指します。

契約交渉では、現状維持の年俸5億円プラス出来高払い(金額は推定)でサイン。契約更改後の一問一答です。

プロ野球

◆浅村栄斗(あさむら・ひでと)1990年(平2)11月12日生まれ、大阪府出身。大阪桐蔭から08年ドラフト3位で西武入団。18年オフにFA権を行使し楽天移籍。公式戦初出場は10年3月31日。今季は143試合に出場し、119安打、打率2割5分3厘、14本塁打、60打点。通算成績は1948試合、1964安打、打率2割7分8厘、297本塁打、1132打点。182センチ、90キロ。右投げ右打ち。

来年は頑張ってくれ

―サインは

しました。

―金額は変わらず

はい。

―球団からはどのような評価を

らしくなかったなと。来年は頑張ってくれと言われました。

―その言葉をどう感じたか

いや、もう自分が一番思っていることなんで。

本当、このまま落ちていくんじゃなくて、もう1回はい上がれるようにリベンジしたいなと今強く思ってるので。

来年から、もう1回やり直したいなと思います。

「試して考えてどれもうまくいかず」

―今季の打撃面を振り返って

いろいろありましたけど、1つはいろんなことを試して自分なりに考えてやってきた中で、それがどれもなかなかうまくいかず、そのまま、どんどんどんどんいってしまった。

もう1回、自分のバッティングはどういうバッティングなのかっていうのを見つめ直す、逆に言ったらいい1年になったなと思えるように、この2024年があったから良かったなと思えるように今はしたいなと思ってるので、今年に関しては本当にもがいてなかなか苦しんだシーズンだったので、本当、いろんなことを考えてやっていきたいと思いました。

60打点「全然物足りない」

―今季は楽天移籍後最も少ない打点数だった

本当、毎年100打点ぐらいの数字をイメージして目標にやってきてきた中で60なんで。

本当、何もしてないって言っても過言じゃないぐらい。自分の中では全然物足りないし、チャンスでそんなに打ったイメージもあんまないので。

100打点ぐらいは挙げたいなと思ってます。

連続試合出場に「感謝」

―15年から続く連続試合出場は歴代4位

そうっすね。今年みたいにやってると多分もう切れちゃうので。

っていうかもう今年切れるなって思ってましたし、その覚悟でやってきたんで。その中で本当に今江さんだったり、コーチの方々がなんとしても続けていこうって言ってくれましたし、本当、あらためて感謝したいなと思ってます。

―野手キャプテンとしてチームを率いたが、来季は

何も言われてないんで分からないですけど、分かんないっす(笑い)。

―野手キャプテンの話は三木監督とは

してないです。

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