吉本芸人がネタ動画! オダウエダ飛躍の時 酒豪の仲良し女性コンビが未開の地に挑む
総勢6000人にも及ぶ所属タレント、芸人を抱える吉本興業。日刊スポーツ・プレミアムでは、毎週木曜日を「吉本の日」とし、企画インタビューを掲載。売り出し中の芸人には約3分の自己PR動画も同時アップ。時にはネタを入れ「こんだけおもろいで!」とアピールしてもらいます。今回登場するのはオダウエダ。THE Wを制した女性コンビが次なる夢を語ってくれました。
お笑い
まずは1冠。昨冬の「女芸人No.1決定戦 THE W 2021」で5代目女王に輝いたのはオダウエダだった。そこから約半年。めまぐるしい環境の変化に戸惑いながらも、小田結希(26)と植田紫帆(30)はブレないスタンスで活動を続ける。7月2日には悲願の単独ライブも実現。ブレークの波に乗りながら成長し、2人は冷静に次の賞レースを見据えている。
◆オダウエダ 共に東京NSC19期生で、2014年結成。「THE W」は4度目の出場で21年大会優勝。21年AbemaTV「シモネタGP」優勝。22年「第7回上方漫才協会大賞」話題賞。
小田結希(おだ・ゆうき) 95年(平7)6月26日生まれ、愛媛県西条市出身。趣味はお酒を飲むこと、釣りをしながらビールを飲むこと。特技はソフトボールと、おならを自由自在に操ること。170センチ、B型。
植田紫帆(うえだ・しほ) 91年(平3)7月1日生まれ、大阪府出身。趣味は漫画を読む、映画観賞、ゲーム、建物鑑賞、ビール。特技は側転。160センチ、A型。
2年連続で進んだ昨年のTHE W決勝。得意の小道具を使ったコントで過去最多700組の頂点に立った。つかんだ称号は大きく、仕事も「2~3倍。毎日、何かしら仕事が入るようになった」。それまでは若手時代に撮った顔写真入りのNSCの入館証がないと吉本本社にも入れない。今ではコンビ名を言えば通してもらえるようになった。
植田 優勝するまでは本当にやっていることが地下芸人も地下芸人で、扱いも吉本の他事務所の芸人みたいな感じでした。10、20人しか入らない劇場でネタをできたら万々歳という感じで、そんな芸人が優勝して、ルミネやNGKとか、1000人、2000人キャパの会場でネタをしている。今は少しは慣れたかなと思いますけど、うそやろとはめちゃくちゃ思いますね。
小田 換気のいいところでネタをする機会がめちゃくちゃ増えました(笑い)。自分たち専用の楽屋があるのがいまだに信じられないというか。あっていいのかなという感じでいつも入ってます。今までは階段の床とかに荷物を置いていたので。
植田 私たちは狭く暗く換気の悪いところが一番ウケるので。今は広く、明るく、換気のいいところで。本当にもう、てこずっているという感じですね。
昨年のブレイクで、バイト生活からも脱出。舞い込む仕事に全力で取り組む日々を送っている。
2015年入社。大分県出身。文化社会部に配属され、社会、釣り、芸能、AKB48グループ新聞担当を経て、2017年11月からスポーツ部サッカー担当へ。
高校サッカーやJリーグ、男女日本代表などを担い、男子代表の2022年W杯カタール大会アジア予選、なでしこジャパンでは18年アジア杯ヨルダン大会、19年女子W杯フランス大会などを現地取材。
20年11月からゴルフ担当へ移り、国内外の男女ツアーを取材。2021年11月に4年ぶりに文化社会部の芸能担当へ復帰。