吉本芸人がネタ動画 見よ!島木譲二さんの「弟」タックルながい。魂のパチパチパンチ

総勢6000人にも及ぶ所属タレント、芸人を抱える吉本興業。日刊スポーツ・プレミアムでは、毎週木曜日を「吉本の日」とし、企画インタビューを掲載。売り出し中の芸人には約3分の自己PR動画も同時アップ。時にはネタを入れ「こんだけおもろいで!」とアピールしてもらいます。

「え? 島木さん、亡くなったんちがうの?」。タックルながい。のパチパチパンチは客席もざわつくほど本家そっくり。復活した大阪名物を動画でお楽しみください。

お笑い

吉本新喜劇の座員「タックルながい。」は48歳。26歳で吉本の門をたたき、舞台の進行係を務めた後、新喜劇に入団した苦労人。芸人として華やかなキャリアはないが、かつては花園ラグビー場や関東大学リーグ戦を駆け巡った筋金入りのラガー。今回、間寛平ゼネラルマネジャー(GM)の命を受けて、新境地に挑戦している。体を張って全力で客席にアピール中。今のうちに彼の名前を覚えておいて損はない。

◆タックルながい。 本名・長位章充(ながい・あきよし)。1973年(昭48)10月16日、兵庫県西宮市生まれ。報徳学園でラグビーを始め、花園出場。法政大進学後も大学選手権4強など、選手として注目される。ポジションはプロップ。社会人ラグビーも4年経験。選手時代は体重100キロを超えていた。26歳のとき雑誌「マンスリーよしもと」で「NGK進行係」の仕事を見つけ応募。進行係を務めつつ、新喜劇入団オーディションのチャンスをつかむ。あこがれの師匠は島田一の介。身長176センチ、体重90キロ。

大阪名物「パチパチパンチ」が復活した。かつて吉本新喜劇で活躍した島木譲二さん(16年死去)の人気ギャグだ。上半身裸になって、自分の体をバチバチたたく芸で、広く愛された。その派生芸となった灰皿で自身の頭をたたく「ポコポコヘッド」ともども、弟分としてタックルながい。が受け継ぐことになった。

お披露目されたのは4月30日、大阪・岸和田での新喜劇公演だった。この日、舞台に出演していた間寛平や川畑泰史から、促されるようにパチパチパンチを熱演。胸が真っ赤に変色するほどにたたきまくった。

「え? 島木さん、亡くなったんちがうの?」

エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。