【哀川翔のカブトム史〈中〉】成虫を全滅させた過去 「奇跡の産物」ギネス88ミリ
その他エンタメ
自然にあふれた鹿児島とはいえ、カブトムシを捕まえるのはけっこう大変だった。芸能界でカブトムシの第一人者として知られる俳優哀川翔(61)は少年時代、明け方に山奥やダムに行ったり、体育館の街灯の下でカブトムシを待ち伏せた。代々先輩から引き継がれていた「あの木にいるぞ」っていう秘密の木もあった。
アニキ でも、その秘密の木は自転車で片道10キロぐらいの離れた場所だったりした。家の前のげた工場のことを知っちゃったら、もう秘密の木にも行かなくなったなぁ。
げた工場でおがくずの中にいたカブトムシと出会ったのが運命だったのかもしれない。さらに、その1年後の小学6年のときにある“情報”が入った。