岩田絵里奈アナ 加藤浩次と水卜麻美アナからもらった言葉を胸に/ロングインタビュー
芸能人や著名人が、生きざまや本音をじっくりと語るロングインタビュー。トップスターや時の人の言葉には、人の心を揺さぶる力があります。(2022年5月8日掲載。所属、年齢など当時)
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自然体で成長を続ける。日本テレビの岩田絵里奈アナウンサー(27)が昨年4月から朝情報番組「スッキリ」(月~金曜午前8時)のサブMCに就任して1年以上がたった。大先輩の水卜麻美アナウンサー(35)から受け継いだ初の帯番組で、重圧や壁に当たりながらもがき、今、殻を破ろうとしている。心血を注いで駆け抜けた1年半で感じたことを聞いた。
◆岩田絵里奈(いわた・えりな) 1995年(平7)8月30日生まれ、東京都出身。医師の父が大ファンのサザンオールスターズの名曲「いとしのエリー」から命名。父と同じ道を目指すも、理科に苦しみ高校3年時に理系から文転。慶大3年時の夏に1学年上の先輩の助言で、現職を志す。18年日本テレビ入社。同年秋から「世界まる見え!テレビ特捜部」のMCに抜てき。「シューイチ」出演などを経て、20年から「沸騰ワード10」の進行、21年から「スッキリ」サブMCにも就任。座右の銘は「なんとかなる」。163センチ。血液型A。
明るい笑顔で朝を彩り、視聴者のいとしの存在となりつつある。岩田アナにとって「スッキリ」は自身初の帯番組。扱うネタは国際情勢からエンタメまで多く、サブMC就任は生活や意識も大きく変えた。
「ニュースや新聞を見て、載っている以上のものを自分で調べたり、問題の背景を考えたり。向き合い方も変わってきました。生活も毎朝4時半に起きて、私は夜は8時とかにはベッドに入る。そんな生活、本当に小学生以来かもしれないです。睡眠時間が足りなくて、頭が働かずに口も回らなくて失敗するというのを本当に避けたくて。夜遅い時間に(他番組の)収録とかが入っていても、それまでに分眠して寝ています。全て『スッキリ』合わせの生活でしたね」
喉元を過ぎれば熱さを忘れるタイプ。今回の大役にも同じ気持ちで挑んだ。今では落ち着いた進行や度胸の強さを感じさせる場面も見られるようになったが、就任当初は悩むことも多かった。
2015年入社。大分県出身。文化社会部に配属され、社会、釣り、芸能、AKB48グループ新聞担当を経て、2017年11月からスポーツ部サッカー担当へ。
高校サッカーやJリーグ、男女日本代表などを担い、男子代表の2022年W杯カタール大会アジア予選、なでしこジャパンでは18年アジア杯ヨルダン大会、19年女子W杯フランス大会などを現地取材。
20年11月からゴルフ担当へ移り、国内外の男女ツアーを取材。2021年11月に4年ぶりに文化社会部の芸能担当へ復帰。