香取慎吾 三谷幸喜氏も信頼を置くコメディーセンス 舞台だけでなく地上波でも見たい

脚本家三谷幸喜氏(61)作、演出による草彅剛(48)香取慎吾(45)の2人芝居「burst!~危険なふたり~」が、東京・日本青年館ホール(26日まで)で上演中だ。7年ぶりの再演だが、2人の息はピッタリ。そして、草彅はもちろんだが、あらためて香取のコメディーセンスを感じざるをえなかった。

演劇

同舞台のゲネプロとともに、初日前会見も取材した。草彅と香取が演じる警視庁警備部第三機動隊・根上大五郎と、何事かに巻き込まれる男・青木誠二による物語が描かれる。

会見で、三谷氏は7年前の同舞台のスタッフジャンパーを着用して登場した。「この作品は好きで、再演をやりたかった。ようやく夢がかなってうれしい」と話すと、草彅は「再演は意味があり、再演で完成することもあるので新たな発見が楽しみ」、香取は「三谷さんの作品はいつも刺激的で、経験のない芝居を作ってくれる。7年前の資料が何も残ってなく、思い出しながら、新しい要素を取り入れたい」とそれぞれの思いを語った。