地上波でもキス、キス、キス ほとんどキスシーン!異色ドラマの魅力に迫る

テレビ東京の新ドラマ「キス×kiss×キス~メルティングナイト~」(水曜深夜1時)が10月19日にスタートした。エピソードごとに変わる若手俳優がテーマに沿ったキスシーンを届ける恋愛疑似体験ドラマ。10年に動画配信サービス「dTV」オリジナルコンテンツとして始まると、女性視聴者を中心に話題沸騰。500万人以上が視聴したともいわれる。ついに地上波でベールを脱ぐ同作の撮影の模様や、演者、スタッフの声から魅力を探った。

ドラマ

◆「キス×kiss×キス」シリーズ エイベックス通信放送が運営し、NTTドコモが提供する動画配信サービス「dTV」オリジナルコンテンツとして2010年誕生。テーマ別のオムニバス形式で届ける恋愛疑似体験ショートドラマ。これまで6シリーズが配信され、累計再生回数は2・2億回超え。今回はテレビ東京とエイベックスのタッグで新作20本を地上波版として初放送。最新話はdTVで先行配信され、TVerなどで見逃し配信も行う。

キスシーンを演じる仲野温(右)と窪田彩乃

キスシーンを演じる仲野温(右)と窪田彩乃

王道もボーイズラブも

「それ、夢じゃないです」

9月中旬。「キス×kiss×キス~メルティングナイト~」の撮影現場。森田亮監督(41)のカットの声が響くと、2人は顔を離し、照れくさそうに笑った。ドラマの中身はほとんどがキスシーン。「ここからちょっと長いの撮りますよ」。台本に記されているのは「プールサイドで2人のキスが始まる-」のみ。緊張感漂う静かな空間で、甘いシーンの撮影が続いた。

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2015年入社。大分県出身。文化社会部に配属され、社会、釣り、芸能、AKB48グループ新聞担当を経て、2017年11月からスポーツ部サッカー担当へ。
高校サッカーやJリーグ、男女日本代表などを担い、男子代表の2022年W杯カタール大会アジア予選、なでしこジャパンでは18年アジア杯ヨルダン大会、19年女子W杯フランス大会などを現地取材。
20年11月からゴルフ担当へ移り、国内外の男女ツアーを取材。2021年11月に4年ぶりに文化社会部の芸能担当へ復帰。